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満天☆の海

2014.07.15 尾道到着(追記:航行データ/記事)

航行データ:小豆島ふるさと村出港0540尾道海の駅入港1530 航行時間9.8時間、航行距離56nm
もしかしたら今航海の最長距離かもしれません。8馬力エンジンでのシングルハンドはできるだけ体力を温存した方が良く、炎天下の長距離は決して良いことではありません。

1530 尾道海の駅到着。エンジン回転を抑えて時間調整しながら走ったのですが連れ潮に乗り予定より三時間近く早く着いてしまいました。

追記 
数年前ここで潮流に流され着岸に失敗して座礁したヨットの写真があったが、やはり潮が速くて着岸に苦労した。
フェンダーと舫いを左舷着岸で準備して泊地に入ったのだが、二列あるバースの内、陸側は引き波で揺れるしゴミが集まって来るのを思い出した。それで水道側のバースに入れることにしたのだが、上流に向かっての着岸になる。まずいなと思ったが、やはり着岸しても舫いロープを持ってヨットから下りる間に流されてしまう。離されて2度ほど失敗した。
潮の流れからして下流着岸の方が易しいのだが、そうするには舫いもフェンダーも右舷に付け直さなければならない。せまい泊地の中では出来ないのでいったん水道に出ようかと思ったら先着のヨットの人が一人手伝いに来てくれ、そのまま来い来いと手招きする。好意を無視するわけにもいかないので再度上流着岸を試みたが、助っ人がヨットをつかんでもあっという間に潮で離されてしまう。助っ人との息も合わずない。やっぱりダメだよと合図したが、助っ人は、また来い来いと手招きする。もう一回だけだぞ!と再挑戦。今度は助っ人が舫いロープを取れたので、潮で流されたもののなんとか着岸できた。

風も潮流も同じだろうと思ってたが、少し勝手が違う。特にこの泊地は水道から隔離されてるのは海面上だけで、海面下はつながってたのだ。だから潮流は泊地入口だけから入って来るのではなく、海面下にはあっちこっちから狭いところを屈折しながら入って来るので速度も速くなってるようだった。
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シングルハンドの場合は潮止まりに着岸するか下流着岸(風で言えば風下着岸)が無難です。後で潮流予測を見たら16:18が最強で2.3ノットで着岸時は約2ノットになってました。ちょっと甘く見て失敗でした。
上陸後は「あなごのねどこ」でシャワー、コーヒー、コインランドリー、それに夕食までここですませました。ここはwi-fiもあり旅行者には大変便利なところです。

追記2 めずらしい船が来てました。この近くにある百島という離島の病院船であっちこっちの離島を巡回診療してるそうです。船はなかなか味のあるいい形をした船でもともとはシーボニアにあった船だといってました。下の写真は百島診療所日記より拝借。
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by mantenbosinoumi | 2014-07-15 16:58 | カケスの海旅・針路は西へ2014 | Trackback | Comments(0)
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