2014.08.03 瀬戸大橋を通過して小豆島池田港へ(追記写真航路図)
0540 多度津合田マリン出港
昨夜から雨が降り続いており8時ごろには高松で豪雨の予想。
多度津港港内はかなり視界が悪かったのでやはり無理かなと思ったが、基本的には備讃瀬戸航路を外してコースを設定しており、危険な航路横断は高松の先だし、行けるところまで行こうと決めた。
多度津港の外に出たら思ったほど視界は悪くなかった。潮に乗りどんどん進む。
出港後約1時間でだいぶ視界も回復。瀬戸大橋手前で一時的に備讃瀬戸航路南航路(東に向かう船の専用航路)に入るのだが大丈夫そうだ。
瀬戸大橋
0639
0655 瀬戸大橋通過時は潮に乗り6.6ノット
0702 小瀬居島
瀬戸大橋通過後、航路から出て小瀬居島の右に入り四国本土との間を通るようにコース設定していたのだが、後ろから本船も来てないのでそのまま航路を走って小瀬居島の左側を通過したら波が悪かった。やはり設定コース通りに小瀬居島から中に入るべきだった。
潮に乗ってるので高松に早く着き過ぎる。速度を調整しながらゆっくり高松に向かう。
0850高松沖着。豪雨に遭わずに済んだ。
土砂降りの予報があったのでセールを揚げないで走ってきたが、ここでセールを揚げる。
女木島(高松港から正面に見える島)
大島手前から東風が吹き始めた。
稲毛島と兜島の間の瀬戸は急潮でびっくりした。海面を見ただけでただ事ではないことが分かったが、船首が右に左に振り回された。ここは稲毛島と兜島の間を通るよりも稲毛島の東側を通った方が楽だろうと思った。
カナワ岩灯標を左正横に見る附近まで来た時には東の風がかなり強くなり波も高くなった。予報通りだ。
どうやって航路を横断するか。
本船がいなくなるのを待っててはいつになったら横断できるか分からない。
何隻か本船をやり過ごしてから東行航路に入り、東に向かって走る。そして本船がKAKESU-3を追い越したらすかさずのその後ろをかすめて本船をかわして東行航路の横断にかかる。
東行航路を横切ったら今度は西行航路を横切らなければならない。こちらは難しい。本船が2隻向かって来ている。その前を横切れるかどうか?走りながら様子を見る。大丈夫だろうと判断して西行航路の横断にかかる。
北東に向かうと潮は逆潮で風も向かい風になり、波が高くてスピードが出ないので、目的地からは遠ざかるが、北西方向に向かってスピードを上げ、本船を十分離して西行航路も無事横断。
航路横断後、航路に沿って東に向かう。真正面からの風と波で速度がガクンと落ちたが、それでもずいぶん早く池田港に着いた。
1230 雨の池田港入港、係留完了。雨の中の作業だが屋根付の浮桟橋なので係留作業は楽だ。