2014.08.01 弓削島から粟島へ(追記写真航路図)

潮を考慮して0800弓削港出航。
1440 粟島入港
弓削島から愛媛県の三崎までは広い備後灘がひろがり、豊島、高井神島、魚島、江ノ島があり昨年走って楽しめたコースだ。中でも豊島にはヴィラ風の音という贅沢なリゾートホテルがあるし、手軽な公共の宿もあるので寄ってみようかとひそかに企んでたのだが、台風発生というニュースを聞いて気持ちに焦りが出てしまい通過することにした。
弓削島と佐島の間の瀬戸を南に抜けた途端に、真正面からの6〜7mの風と大きな波にたたかれ始めた。9時までは逆潮だし三重苦だと思ったのだが、9時を過ぎてからも状況が好転せず、魚島から江ノ島にかけて続く大型定置網を過ぎてからも、次々に前から後からやってくる本船に挟まれて抜け出せず、今日の航海は本当につらかった。備後灘は東西約20マイルの広い海域なのでちょっとした東風でも波が大きくなりとても走りにくくなるのだ。
昨年はこんなに本船は多くなかったのになー。本船航路の隣を走るのではなく、大きく迂回したコースを引くか、弓削島の北に出て百貫島から下りて来るべきだった。頭の中ではわかっていたのだが、ついつい最短距離のコースを引いてしまった。急がば回れだった。
不思議なことに粟島の方に入ったら今までの荒海は一転、風も波も消えて静寂な海になった。
粟島は昨年は港口前にずらっと並んだブイに阻まれて入港断念したが今年は港口前はスッキリしててなんなく入港路を見つけられた。

旧粟島海員学校


粟島に来るにあたって桟橋を管理しているらしいル・ポール粟島に電話したら桟橋は宿泊客しか使えなくなったと言われやむなく宿を予約したが、宿の値段は江田島ののうみ海上ロッジの2倍近くもしたのにサービスは劣悪で、特に食事がひどかった。
昨年入港失敗したのが悔しくて、入港を成功させなければ気がおさまらなくて来たけれど、この島に特別な思い入れがあるわけでもないので、何で来ちゃったかなというのが正直な感想だ。隣の志々島に行ってのどかな島の生活風景を味わうべきだった。寅さんの映画に出て来た風景がまだ残ってるかどうかわからないけれど。
台風避難計画
台風12号は8月1日現在東シナ海で3日から4日にかけて朝鮮半島、一方11号は12号に遅れて1日現在フィリピン東で、契約している気象会社の予報では、6日に沖縄でその後東に向きを変えて西日本に向かうとの観測だが、小豆島池田港の八木マリンさんは台風避難もOKと言ってくれてるのでとりあえず安心だ。台風の動きを注意しながら東に向えばいい。
多度津、本島、与島、女木島、男木島、直島の入港ルートは作ってある。これらの寄港地のうち直島宮浦港ビジターバース以外は当日の申込みでも可のようだが、直島宮浦港だけはどうにも融通が利かない。大三島に着いた時に直島町建設経済課に電話したら係留申込用紙をインターネットでダウンロードしてそれに書き込んで船検証のコピーを添えて3日前までにFAXで送れ、それ以外はぜったい認めないというので断念した。インターネットにつながるところに行けばネットでの申し込みは出来るが、プリンターもないのに、印刷してそれに船検証のコピーを添えてFAXで送るなんてどうやってやるんだ??
建前は同じでも航行中などでやむを得ない時には電話での申し込みも受け付けてもらえるところが多いのに、香川県は融通が利かない。県民性か?
岡山県の牛窓ヨットハーバーは海の駅も兼ねているが、電話で問い合わせたら台風が来るということが分かれば契約艇がロープを張り巡らすので外のヨットが入港できるかどうかはその時になってみないとわからないと、なんとも不可解な返事だった。それならビジター艇だけじゃなく外に出ていた契約艇が帰ろうとしても入港出来ないということになるけど、そんなことってあるんだろうか?ここのハーバーマスターは一体何をやってるんだろう?どこも三セクマリーナってダメだなー。

