福田は暗くなっても何度も入港してる港なので高波でない限り入港出来る自信があるが、ダメそうならこのまま安良里を目指そう。駿河湾に入れば船の数が少ないからナイトでも大丈夫だろう。いよいよ眠くなったらヒーブツーで仮泊しようか、などと、暇なのでいろんなことが頭をよぎる。波切-福田は安乗ー福田より距離があるのだ。
遠州灘の航海が好きな奴はいないだろうな。何にもない海をただひたすら10時間以上走り続けなければならない。負け惜しみかもしれないが風が強くて忙しく動き回る方が気が紛れて良いかもしれない。伊良湖水道の潮の影響がなくなると本当に単調な海になる。夏は視界が悪いので陸も見えない。
浜松沖でかなり陸に接近する。小学生の頃浜松の小学校に2年ほど在籍した。親友だった佐藤は若くして死んでしまった。頑健な体してたのになー。他の友達で秀才だったのが八重樫、殴り合いのけんかした相手が松浦と言ったかな。二人とも元気だろうか?小学校に問い合わせればわかるかな?
浜名湖の入り口の舞浜港は潮に合わせて入港しなければならないので、突然ふらっと入港するわけにはいかない。小学生の頃鈴木先生と一緒に手漕ぎボートに乗った時、浜名湖から外海に流されそうになり、真剣に漕げよーと言った先生の大声が耳に残ってる。あの鈴木先生も亡くなったと聞いている。
おーい、みんな元気かー そのうち俺も行くからなー
天竜川河口沖に変針点を置いてるのだが設定ルートよりずいぶん岸寄りに流されてる。今日は波が無いから良いけど。
天竜川の河口は本来は広いのだが堆砂で塞がって小さくなってるので沖からではどこが河口なのかわからない。
やっと福田港が見え始めた。
1635 福田港外に到着。セールを下して入港。西側からのアプローチは難しくない。
いつもの奥の泊地に向かう。出港時の風向を考えて新しくできた交流館側に着岸したら漁協職員が待ち構えていて係留ラインを取ってくれた。以前は警察官が検問に来ていたが2014年からは漁協職員にまかせてるようだ。そりゃそうだよ。静岡県のヨットが同じ静岡県の港に入るのにいちいち警察が来て検問する必要ないだろう。不審船対策だろうけど。
係留完了時17時を過ぎてたので交流館は閉まってたが、シャワー室だけは使えた。ありがたい。
自転車のパンク直しはまだやってない。パンク直しをしてから出かけるのも億劫。レトルトで夕食を済ます事にした。
暗くなりかけたころ、近くの青年が話に来た。息子と同年齢だそうで純粋な好青年だった。そういう良いやつに限って離婚する。子どももいたそうだが…。この青年にいつか幸せが訪れることを願う。