福田ー安良里 50nm
0531 福田港離岸
出港前にエンジンオイルと燃料を補充。オイルは0.5ℓで検油棒の上限、燃料は18ℓでFullになった。
05時ちょっと前から明るくなったが漁船が出始めたのは0515分くらいからだった。漁船の出漁が一段落したのを見計らって0531漂流物を避けながら離岸し港内でメインを揚げて外へ。
0915 御前岩南WPの手前
御前岩沖で神子元からの本船、駿河湾からの本船、潮岬・大王埼からの本船、伊良湖水道からのの本船が交錯し、これに漁船も加わるので目が離せない。と、こんなところで自分のコックピットから警報音が鳴ってるのに気が付いた。オイルの蓋が緩んでいたようで、外れてオイルが噴き出していたのだが早めに気が付いて事無きを得た。オイルを補充して1時間ほどエンジンをクールダウン。
駿河湾に入ってからも風が弱く呑気に安良里入港後の準備をしながら走ってたのに、駿河湾の中央を越えて伊豆半島が大きく見え始めてから風が正面に変わり天気が急変した。すさまじい風と波浪の中、落とし気味にスピードをつけてタッキングを繰り返しながら少しずつ安良里に接近して行った。こんな時にはエンジンは役に立たずセール頼りだ。
なかなか伊豆半島が近づかず疲労困憊、1740 スプレーを浴びてびしょ濡れになりながら安良里港到着。こんなことは珍しいが港内に入っても突風が吹きまくって嵐の真っただ中だ。岸壁は高潮で冠水して水面下なのでフェンダーが効かない。だれか気付いてくれないかなーと思ったが、だれも舫いを取りに出て来ないので、カケス特製の特大俵フェンダーを岸壁上の車輪止めにひっかけて着岸。下船してテンダーを取りに行ってカケスに括り付けている間にテンダーは岸壁に乗り揚げてしまった。かまわずヨットを離岸させてテンダーを引きずりおろして引張って自分のバースに行った。
1820 カケスのバースに入り全ての航海を無事終えた。
民間の気象会社の予報は調べたのにおかしいなと思って気象庁のHPを見たら静岡県西部・中部・伊豆に雷、強風、突風、波浪、高潮の各注意報が出ており注意報は20日まで継続し、風は最大で16m(31ノット)、波は20日明け方にpeakとなり4mとなっていた。今回の航海は風も弱く雨にもほとんど降られなかったが、最後の最後になって大荒れの海を走らせてもらった。航海中でもなければこんな日に走ることはないので良い経験をさせてもらった。感謝。